【北海道の冬】灯油代が年間30万9,192円。節約しようとして「カビ地獄」を作った話

「えっ、30万円超えてる?」

家計簿を振り返っていて、思わず声が出ました。

灯油代です。

去年1年で、309,192円。

北海道の冬を越すために、我が家が払った暖房費です。月の平均にすると、約2万6,000円。

そして、いちばん高かった2月の支払いは75,995円でした。

1年分のおよそ4分の1が、2月のひと月で消えています。

「これ、どうにかならないの?」

そう思って節約に挑戦した結果、家をカビだらけにした話をします。

「使わない部屋を切る」という思いつき

我が家は約40坪、セントラルヒーティングの家です。

家じゅうにパネルヒーターがあって、全部の部屋が暖まる仕組み。便利ですが、そのぶん灯油を食います。

あるとき、思いついたんです。

「2階のあまり使わない部屋、切っちゃえば浮くよね?」

誰も使っていない部屋を暖める意味がある?——そう考えて、数日間、設定をオフにしました。

数日後、絶句しました

その部屋を覗いて、言葉を失いました。

窓枠は結露でビショビショ。壁の隅には、黒カビがびっしり。

たった数日です。

なぜこうなったのか

あとから調べて分かりました。理屈は単純でした。

暖かい空気は、**水分をたくさん抱えられます。**冷たい空気は、あまり抱えられません。

つまり——

**暖かいリビングの湿った空気が、冷え切った2階の部屋に流れ込む。**そこで一気に冷やされて、抱えきれなくなった水分が、窓や壁に水となって出てくる。

これが結露です。そして結露が続けば、カビが生えます。

**北海道の家は、家じゅうを暖める前提で作られています。**だから「1部屋だけ切る」というのは、その設計に逆らう行為だったんです。

節約どころか、家を傷めていた

カビ取りには、膨大な時間と労力がかかりました。

浮いたはずの灯油代より、失ったもののほうが大きかったと思います。しかも、あのまま気づかなければ、壁の中まで傷んでいたかもしれません。

「これは節約じゃない。家を壊しているだけだ」

そう痛感しました。

今は、腹をくくって全部つけています

考え方を変えました。

年間約31万円を、「もったいない出費」ではなく、こう見ることにしたんです。

  • 家をカビや傷みから守る メンテナンス料
  • 家族が家の中で凍えずに過ごせる 安心料

**払わなければ、別の形で払うことになる。**あのカビ取りで、それが身に沁みました。

あとから知ったこと

調べていて知りましたが、「切る」のではなく「弱くする」なら大丈夫だそうです。

使わない部屋も、**低めの温度で回し続ける。**そうすれば温度差が小さくなるので、結露は起きにくくなります。

ゼロか100かではなかったんですね。もっと早く知りたかった。

まとめ

  • 暖房を切った部屋は、結露してカビる(暖かい部屋との温度差が原因)
  • 北海道の家は家じゅうを暖める前提で作られている
  • 節約するなら「切る」のではなく「弱くする」
  • 暖房費は、家を守るための費用でもある

厳しい冬の維持費は、どうしてもかかります。

でも、こうしてブログのネタにできただけでも、30万円が少し報われた気がしています(笑)。

**「暖房代をケチって失敗した!」という方、いませんか?**よかったら教えてください。一緒に、この冬を(お財布も心も)暖かく乗り切りましょう。

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